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デスク上をスマートに照らし出すベンキュー製「ScreenBar モニターライト」を買ってみた - PC Watch

ベンキュー「ScreenBar モニターライト」を設置した筆者のデスク

 おそらく最近出始めた新カテゴリの製品だと思うのだが、モニター上に引っかけるように設置できるバー型のデスクライトをよく見かけるようになってきた。筆者もその1つであるベンキューの「ScreenBar モニターライト」を購入したので、簡単な利用レポートをお届けする。

卓上が暗くなったので購入

 本製品を購入したのは、実に単純で、卓上が暗くなったからだ。

 筆者は仕事柄配信をするため、自分の左斜め前にスタンドを立てて、そこに照明を設置している。この照明は、被写体、つまり筆者を照らすものなので、輝度や照らせる範囲などの問題から室内灯には向いていない。それでも、いい具合に卓上も照らしてくれていたので、シーリングライトを点けずに、この照明を室内灯としても使っていた。

 しかし、モニターを買い換え、それまで卓上の左手に15.6型サブモニターを置いていたのを、27型に置き換えた。それによって照明が遮られ、卓上がかなり暗くなってしまったのだ。

動画用照明だけを点けた筆者のデスク。いくらなんでも暗すぎる

 「ならシーリングライトを使えば?」となるが、筆者宅のシーリングライトは電球色で、照明の昼白色とは色が合わないので、同時に使えない。そこで、デスクライトを導入しようとなり、少し気になっていたバー型のライトを購入した次第だ。Amazonでの購入価格は約1万2千円だった。

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卓上だけを適切に照らし出してくれる

 本体には、輝度調節、色温度調節、自動調光、電源の4つのボタンがある。どれもタッチセンサー内蔵で、軽く触れるだけで機能する。

 照度は930ルクス(照射面から45cm)で、輝度ボタンを押すごとに15段階で調節可能。色温度は2,700~6,500Kの間で、これも色温度ボタンを押すごとに8種類から選べる。演色性(CRI)は95以上と高い。

 これらの機能は分かりやすいが、今現在が色温度何度なのかや、何段階目の輝度なのかは分からない。そのため、まだ明るくなるかなと押していくと、行き過ぎて暗くなり始めるので、「5,000Kで最大輝度にしたい」と言った時に調節に時間がかかる。ただ、一度選んでしまえば、次回からは電源を入れ直してもその設定で点いてくれるので、普段は電源ボタンのみの操作で済む。

 また、自動調光ボタンを押すと、センサーが周囲の明るさを検知して、自動的に卓上の最適な輝度であるとされる500ルクスに合わせて一発で輝度を調節してくれる。筆者はこの機能を利用している。

本体上部に左から輝度調節、色温度調節、自動調光、電源のボタン
本体内部にはたくさんのLED

 本製品は直下から、手前に向けておよそ30×60cmの範囲を照らす。製品サイトの情報によると、照明の光がモニターに直接当たらないので、シーリングライトや他のタイプのデスクライトと違って写りこみがないとされている。これについては、試したところモニターが全く照らされないということはなかった。ただ、使っているモニターが非光沢というのもありはするが、気になるような映り込みが発生することがないのもまた事実だ。

卓上だけを明るくしたい人にお勧め

 筆者の場合、部屋のシーリングライトをほとんど使わないという極端な環境なので、本製品がPCデスクの闇に光をもたらしてくれた。大げさだが、それくらい買ってよかったと思っている。ただ、この製品が一般ユーザーにどれくらい便利なのかも考えてみた。

 すでにシーリングライトなどでPCデスクの上が十分明るいなら本製品は不要だろう。一方、デスク上が少し暗いかもしれないと感じているなら、導入の価値はあるかと思う。輝度や色温度も変えられるので、特にPCだけでなくデスク上に書類やノートを広げて作業する人は、目への負担を抑えられるかもしれない。

 あとは、昨今の在宅ワークにおいて、家族がすでに休んでいてシーリングライトを点けるのがはばかられるような状況でも、本製品はデスク上だけを照らしてくれるので、パーソナルな照明として活躍してくれるだろう。

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