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今日から君も触手モンスター!人間を襲って生き抜く2Dアクション『CARRION』:発掘!インディゲーム+ - Engadget日本版

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ゲームタイトル配信プラットフォーム「Steam」でプレイ可能な作品の中から、”今話題の人気作”や”ツッコミ必至の珍作”まで、見逃し厳禁のおすすめインディーゲームをピックアップ!今回ご紹介するのは『CARRION』です。

CARRION(Steam)

追われる側から追う側へ回るモンスター視点アクション

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『CARRION』は Phobia Game Studioが開発を手掛けた2Dアクションゲーム。正体不明の怪物となり、人間を捕食しながらさらなる進化を遂げましょう。

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赤黒い触手を張り巡らせ、獲物となった人間を貪り食らうクリーチャー。プレイヤーはその怪物から逃げ惑う……のではなく、なんと”プレイヤー自身が怪物”という構図です。こちらの姿を見るやいなや逃げ出したり、銃を片手に応戦を試みたりと、人間はもれなくプレイヤーの敵。追われる側から追う側となり、人間でお腹を満たすべく侵略を始めましょう。

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本作の攻略ルーティーンは「エリア探索→人間を殲滅→活動拠点の確保」というもの。大まかな雰囲気は『メトロイド』や『悪魔城ドラキュラ』などの探索型アクションゲームに近く、自身の活動範囲を広げれば広げるほど、往来可能なエリアも除々に増えていきます。

キャラクター移動と攻撃方法

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怪物は周囲のオブジェクトや壁に触手を伸ばし、身体を引っ張るようにして移動します。マウスポインターを任意の方向へ動かし、「左クリック」で触手を発射。クリックを維持したままマウスポインターを動かし続ければ、空中を駆け巡るが如くスムーズに移動できます。

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移動を司る左クリックに対し、「右クリック」はオブジェクトのホールドに使います。行く手を阻む障害物を取っ払ったり、レバーを掴んで仕掛けを作動させたりと用途はさまざま。新たなエリアを調べる場合は、周囲に何か掴めそうなオブジェクトはないか、よく確認しておきましょう。

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右クリックのホールドはオブジェクトを掴むだけでなく、こちらから攻撃を仕掛ける際も重宝します。手頃な人間を見つけたら、マウスポインターを合わせて右クリック。あとは掴んだ人間を怪物の方へ引き寄せてムシャムシャと平らげるだけ。もし武器を装備した人間がいるのなら、撃たれる前に素早く近寄り、躊躇することなくお腹の中へ放り込むことをオススメします。

DNAを吸収してパワーアップ

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本作の特徴的なシステムと言えば”怪物のパワーアップ”。特定エリアに存在するカプセルを調べることで、怪物の体内へDNAが取り込まれます。取り込んだDNAに応じて怪物は進化。新たな攻撃方法を身につける、体細胞を一時的に変化させる等々、攻略に役立つ特殊能力が手に入ります。

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序盤で習得する特殊能力を使えば、”障害物の向こう側から頭部を狙って攻撃を加える”といった芸当も可能。一見卑怯に思えますが、怪物は意外と打たれ弱いため、道中は特殊能力を駆使した隠密行動が求められます。通風口や排気口からこっそり内部へ侵入し、天井から無警戒の人間を襲いまくる。こうしたステルスアクションを味わえるのも、本作の醍醐味ではないでしょうか。

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ゲームの進行度合いによっては人間キャラクターを操作する場面もあります。操作方法こそ違いますが、エリアを調査して仕掛けを解き明かす手順は怪物パートとほぼ同じ。文字による物語の補完はほとんどありませんが、周囲の痕跡(血痕・遺失物)から惨状をうかがい知ることもできます。

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パニックホラーを引き起こす元凶として、プレイヤー自身が怪物の生態を追体験する『CARRION』。全体ボリュームはやや短めながらも、アクションゲームとしての難易度や演出(BGM・SE)を含め、各要素が高水準でまとまっている印象を受けました。中でも怪物を見て逃げ惑う人間キャラクターの悲鳴は非常にリアル。ちょっと通りがかっただけで悲鳴を上げられると、ついつい食指、もとい触手を伸ばしてしまう……なんてシーンもしばしば。一部グロテスク表現こそありますが、2Dアクション好きなら是非とも遊んでもらいたい一作です。興味のある方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

CARRION(Steam)

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